专利摘要:
四方弁(80)と、四つの逆止弁(9A,9B,9C,9D)及び四つの連結端子(a,b,c,d)を含んでいる冷媒の流向変換装置において、四方弁(80)の高圧ノード(81)は第1の逆止弁(9A)の出口端に接続され、第1の逆止弁(9A)の入口端は第1の連結端子(a)に接続される。四方弁(80)の低圧ノード(83)は第3の逆止弁(9C)の入口端に接続され、第3の逆止弁(9C)の出口端は第2の連結端子(b)に接続される。第2の逆止弁(9B)の出口端は第1の連結端子(a)と第1の逆止弁(9A)の入口端との間に介装された配管に接続され、第2の逆止弁(9B)の入口端は四方弁(80)の低圧ノード(83)と第3の逆止弁(9C)の入口端との間に介装された配管に接続される。第4の逆止弁(9D)の入口端は第2の連結端子(b)と第3の逆止弁(9C)の出口端との間に介装された配管に接続され、第4の逆止弁(9D)の出口端は四方弁(80)の高圧ノード(81)と第1の逆止弁(9A)の出口端との間に介装された配管に接続される。第3の連結端子(c)は四方弁(80)の一方向転換ノード(82)のいずれかに接続され、第4の連結端子(d)は四方弁(80)の他の方向転換ノード(84)に接続される。
公开号:JP2011508177A
申请号:JP2010539998
申请日:2008-11-27
公开日:2011-03-10
发明作者:劉雄
申请人:西安建築科技大学Xi’An University Of Architecture & Technology;
IPC主号:F25B41-04
专利说明:

[0001] 本発明は冷媒の流向変換装置及びそれを使用した設備に関する。]
背景技術

[0002] 2007年10月3日に特許査定された南京天加空調設備有限公司の特許第200620068218.1号と、西安建築科技大学により2007年6月6日に出願された特許出願第200710018006.1号と200710018005.7号、及び同出願人により2007年10月11日に出願された特許出願第200710162570.0号の三つの特許出願のすべては、圧縮機と二つの四方弁からなる冷媒の流向変換装置に関する。この装置において、四方弁に従来より周知の空調冷房用四方弁が採用されれば、ある機能が実現される際、圧縮機と直接に接続されていない四方弁(特許出願第200710162570.0号には、第2の四方弁と称する)の低圧ノードにおける圧力が高圧ノードにおける圧力を超えることによって、四方弁の内部に、冷媒の流れ方向を制御する可動スライドと弁の固定接触面との間が厳密に封止されず、四方弁の内部の高圧側と低圧側との間に冷媒の漏れが生じられることがある。これにより、四方弁が正確、かつ、有効的に冷媒の流れ方向の変換ができなくなってしまう。]
発明が解決しようとする課題

[0003] 本発明の目的は、構成が簡単であり、コストが低いと共に運転信頼性が高い、且つ、複数の変換機能が実現できる二種類の冷媒の流向変換装置、及びこれら二種類の冷媒の流向変換装置を適用したヒートポンプ及び空気調和機を提供することにある。]
課題を解決するための手段

[0004] 上記の技術的課題を解決するため、本発明に係る冷媒の流向変換装置は、四方弁と、四つの逆止弁と、四つの連結端子とを含む流向変換装置であって、前記四つの逆止弁は第1の逆止弁と、第2の逆止弁と、第3の逆止弁と、第4の逆止弁とを含み、前記四つの連結端子は第1の連結端子と、第2の連結端子と、第3の連結端子と、第4の連結端子とを含む。前記四方弁の高圧ノードは第1の逆止弁の出口端に接続され、第1の逆止弁の入口端は第1の連結端子に接続される。四方弁の低圧ノードは第3の逆止弁の入口端に接続され、第3の逆止弁の出口端は第2の連結端子に接続される。第2の逆止弁の出口端は第1の連結端子と第1の逆止弁の入口端との間に介装された配管に接続され、第2の逆止弁の入口端は四方弁の低圧ノードと第3の逆止弁の入口端との間に介装された配管に接続される。第4の逆止弁の入口端は第2の連結端子と第3の逆止弁の出口端との間に介装された配管に接続され、第4の逆止弁の出口端は四方弁の高圧ノードと第1の逆止弁の出口端との間に介装された配管に接続される。第3の連結端子は四方弁における二つの方向転換ノードのいずれかに接続され、第4の連結端子は四方弁の他の方向転換ノードに接続される。]
[0005] 本発明に係る他の冷媒の流向変換装置は、四方弁と、四つの逆止弁と、四つの連結端子とを含む流向変換装置であって、前記四つの逆止弁は第1の逆止弁と、第2の逆止弁と、第3の逆止弁と、第4の逆止弁とを含み、前記四つの連結端子は第1の連結端子と、第2の連結端子と、高圧の連結端子と、低圧の連結端子とを含む。前記四方弁の高圧ノードは配管を介して圧縮機の出口端に接続され、四方弁の低圧ノードは配管を介して圧縮機の入口端に接続される。四方弁における二つの方向転換ノードのいずれかは第1の連結端子に接続され、四方弁の他の方向転換ノードは配管を介して第1の逆止弁の入口端に接続される。第1の逆止弁の出口端は第4の逆止弁の出口端に接続され、第4の逆止弁の入口端は第2の連結端子に接続される。第2の逆止弁の出口端は四方弁と第1の逆止弁の入口端との間に介装された配管に接続され、第2の逆止弁の入口端は第3の逆止弁の入口端に接続される。第3の逆止弁の出口端は第4の逆止弁の入口端と第2の連結端子との間に介装された配管に接続され、高圧の連結端子は第1の逆止弁の出口端と第4の逆止弁の出口端との間に介装された配管に接続され、低圧の連結端子は第2の逆止弁の入口端と第3の逆止弁の入口端との間に介装された配管に接続される。]
[0006] 本発明に係る上記冷媒の流向変換装置を使用した設備は、圧縮機と、第2の四方弁と、熱源側熱換器と、ユーザ側熱換器と、絞り機構とを含み、上記冷媒の流向変換装置を使用した設備であって、第2の絞り機構と、第2の熱換器と、第1の流向制御弁と、第2の流向制御弁と、第9の流向制御弁と、第1の逆止弁と、第2の逆止弁と、第3の逆止弁と、第4の逆止弁と、四方弁とをさらに含む。前記四方弁の高圧ノードは第1の逆止弁の出口端に接続され、第1の逆止弁の入口端は第1の連結端子に接続され、四方弁の低圧ノードは第3の逆止弁の入口端に接続され、第3の逆止弁の出口端は第2の連結端子に接続される。第2の逆止弁の出口端は第1の連結端子と第1の逆止弁の入口端との間に介装された配管に接続され、第2の逆止弁の入口端は四方弁の低圧ノードと第3の逆止弁の入口端との間に介装されて配管に接続される。第4の逆止弁の入口端は第2の連結端子と第3の逆止弁の出口端との間に介装された配管に接続され、第4の逆止弁の出口端は四方弁の高圧ノードと第1の逆止弁の出口端との間に介装された配管に接続される。第3の連結端子は四方弁における二つの方向転換ノードのいずれかに接続され、第4の連結端子は四方弁の他の方向転換ノードに接続される。前記第3の連結端子は第2の熱換器の一端に接続され、第2の熱換器の他端は第2の絞り機構を介して熱源側熱換器の一端に接続され、熱源側熱換器の他端は第4の連結端子に接続される。前記第1の連結端子は配管を介して第2の四方弁における二つの方向転換ノードのいずれかに接続され、第2の四方弁の高圧ノードは配管を介して圧縮機の出口端に接続され、第2の四方弁の低圧ノードは配管を介して圧縮機の入口端に接続され、第2の四方弁の他の方向転換ノードは配管を介してユーザ側熱換器の一端に接続され、ユーザ側熱換器の他端は順次に絞り機構と、第2の流向制御弁と、配管とを介して前記第2の連結端子に接続される。第1の流向制御弁の一端は第2の四方弁とユーザ側熱換器との間に介装された配管に接続され、第1の流向制御弁の他端は第2の連結端子と第2の流向制御弁との間に介装された配管に接続される。第9の流向制御弁の一端は絞り機構と第2の流向制御弁との間に介装された配管に接続され、第9の流向制御弁の他端は第2の絞り機構と第2の熱換器との間に介装された配管に接続される。]
[0007] 本発明に係る他の上記冷媒の流向変換装置を使用した設備は、圧縮機と、第2の四方弁と、熱源側熱換器と、ユーザ側熱換器と、絞り機構とを含み、上記冷媒の流向変換装置を使用した設備であって、第2の絞り機構と、第2の熱換器と、第1の流向制御弁と、第2の流向制御弁と、第9の流向制御弁と、第1の逆止弁と、第2の逆止弁と、第3の逆止弁と、第4の逆止弁と、四方弁とをさらに含む。前記四方弁の高圧ノードは第1の逆止弁の出口端に接続され、第1の逆止弁の入口端は第1の連結端子に接続され、四方弁の低圧ノードは第3の逆止弁の入口端に接続され、第3の逆止弁の出口端は第2の連結端子に接続される。第2の逆止弁の出口端は第1の連結端子と第1の逆止弁の入口端との間に介装された配管に接続され、第2の逆止弁の入口端は四方弁の低圧ノードと第3の逆止弁の入口端との間に介装されて配管に接続される。第4の逆止弁の入口端は第2の連結端子と第3の逆止弁の出口端との間に介装された配管に接続され、第4の逆止弁の出口端は四方弁の高圧ノードと第1の逆止弁の出口端との間に介装された配管に接続される。第3の連結端子は四方弁における二つの方向転換ノードのいずれかに接続され、第4の連結端子は四方弁の他の方向転換ノードに接続される。前記第3の連結端子は熱源側熱換器の一端に接続され、熱源側熱換器の他端は第2の絞り機構を介して第2の熱換器の一端に接続され、第2の熱換器の他端は第4の連結端子に接続される。前記第1の連結端子は配管を介して第2の四方弁における二つの方向転換ノードのいずれかに接続され、第2の四方弁の高圧ノードは配管を介して圧縮機の出口端に接続され、第2の四方弁の低圧ノードは配管を介して圧縮機の入口端に接続され、第2の四方弁の他の方向転換ノードは配管を介してユーザ側熱換器の一端に接続され、ユーザ側熱換器の他端は順次に絞り機構と、第2の流向制御弁と、配管とを介して前記第2の連結端子に接続される。第1の流向制御弁の一端は第2の四方弁とユーザ側熱換器との間に介装された配管に接続され、第1の流向制御弁の他端は第2の連結端子と第2の流向制御弁との間に介装された配管に接続される。第9の流向制御弁の一端は絞り機構と第2の流向制御弁との間に介装された配管に接続され、第9の流向制御弁の他端は第2の絞り機構と第2の熱換器との間に介装された配管に接続される。]
[0008] 本発明に係るまた他の上記冷媒の流向変換装置を使用した設備は、圧縮機と、熱源側熱換器と、ユーザ側熱換器と、絞り機構と、四方弁とを含み、上記冷媒の流向変換装置を使用した設備であって、第2の絞り機構と、第2の熱換器と、第1の流向制御弁と、第2の流向制御弁と、第9の流向制御弁と、第1の逆止弁と、第2の逆止弁と、第3の逆止弁と、第4の逆止弁とをさらに含む。前記四方弁の高圧ノードは配管を介して圧縮機の出口端に接続され、四方弁の低圧ノードは配管を介して圧縮機の入口端に接続され、四方弁における二つの方向転換ノードのいずれかは第1の連結端子に接続され、四方弁の他の方向転換ノードは配管を介して第1の逆止弁の入口端に接続される。第1の逆止弁の出口端は第4の逆止弁の出口端に接続され、第4の逆止弁の入口端は第2の連結端子に接続され、第2の逆止弁の出口端は四方弁と第1の逆止弁の入口端との間に介装された配管に接続され、第2の逆止弁の入口端は第3の逆止弁の入口端に接続され、第3の逆止弁の出口端は第4の逆止弁の入口端と第2の連結端子との間に介装された配管に接続される。高圧の連結端子は第1の逆止弁の出口端と第4の逆止弁の出口端との間に介装された配管に接続され、低圧の連結端子は第2の逆止弁の入口端と第3の逆止弁の入口端との間に介装された配管に接続される。前記第1の連結端子は配管を介してユーザ側熱換器の一端に接続され、ユーザ側熱換器の他端は順次に絞り機構と、第2の流向制御弁と、配管とを介して前記第2の連結端子に接続される。高圧の連結端子は配管を介して第2の熱換器の一端に接続され、第2の熱換器の他端は第2の絞り機構の一端に接続され、第2の絞り機構の他端は配管を介して熱源側熱換器の一端に接続され、熱源側熱換器の他端は配管を介して低圧の連結端子に接続される。第1の流向制御弁の一端は第1の連結端子とユーザ側熱換器との間に介装された配管に接続され、第1の流向制御弁の他端は第2の連結端子と第2の流向制御弁との間に介装された配管に接続される。第9の流向制御弁の一端は絞り機構と第2の流向制御弁との間に介装された配管に接続され、第9の流向制御弁の他端は第2の絞り機構と第2の熱換器との間に介装された配管に接続される。]
発明の効果

[0009] 本発明は従来の技術に比べ、以下の技術効果が得られる。即ち、
1.必要によって複数の冷媒の流れ変換機能が実現できる。]
[0010] 2.このような流向変換装置を使用したヒートポンプにより、冷房、暖房、運転中の余熱の回収、冷媒の過冷、生活熱水の生産、ユーザの需要による冷房と生活熱水の同時生産、ユーザの需要による暖房と生活熱水の同時生産の機能が実現される。さらに、回収した余熱を利用して空気源ヒートポンプに対して除霜もできる。]
[0011] 3.運転時において、四方弁の高圧側の圧力が常に低圧側より大きいことが確保できる。]
[0012] 4.構成が簡単であり、運転信頼性が高いと共にコストが低い。]
[0013] 5.本発明は工業用と民間用の夏冬両用ヒートポンプに適用でき、特に、民間において生活熱水が使えられる中、小型の夏冬両用ヒートポンプに適用できる。]
図面の簡単な説明

[0014] 図1は本発明に係る第1種類の冷媒の流向変換装置の構成を示した概略図である。
図2は本発明に係る第2種類の冷媒の流向変換装置の構成を示した概略図である。
図3は第1種類の冷媒の流向変換装置を使用したヒートポンプの構成を示した概略図である。
図4は第1種類の冷媒の流向変換装置を使用したヒートポンプの構成を示した概略図である。
図5は第2種類の冷媒の流向変換装置を使用したヒートポンプの構成を示した概略図である。
図6は第2種類の冷媒の流向変換装置を使用したヒートポンプの構成を示した概略図である。
図7は第4の実施例の構成を示した概略図である。]
実施例

[0015] 以下、本発明の内容に関して、図面に基づいてさらに詳しく説明する。]
[0016] 図1は第1種類の冷媒の流向変換装置の構成を示した概略図である。当該冷媒の流向変換装置は、四方弁80と、第1の逆止弁9Aと、第2の逆止弁9Bと、第3の逆止弁9Cと、第4の逆止弁9Dとを含み、さらに四つの連結端子、即ち、第1の連結端子aと、第2の連結端子bと、第3の連結端子cと、第4の連結端子dとを含む。また、四方弁80は高圧配管に接続された高圧ノード81と、低圧配管に接続された低圧ノード83と、第1の方向転換ノード82と、第2の方向転換ノード84を含む。]
[0017] 四方弁80の高圧ノード81は第1の逆止弁9Aの出口端に接続され、第1の逆止弁9Aの入口端は第1の連結端子aに接続される。四方弁80の低圧ノード83は第3の逆止弁9Cの入口端に接続され、第3の逆止弁9Cの出口端は第2の連結端子bに接続される。第2の逆止弁9Bの出口端は第1の連結端子aと第1の逆止弁9Aの入口端との間に介装された配管に接続され、第2の逆止弁9Bの入口端は四方弁80の低圧ノード83と第3の逆止弁9Cの入口端との間に介装された配管に接続される。第4の逆止弁9Dの入口端は第2の連結端子bと第3の逆止弁9Cの出口端との間に介装された配管に接続され、第4の逆止弁9Dの出口端は四方弁80の高圧ノード81と第1の逆止弁9Aの出口端との間に介装された配管に接続される。四方弁80の第1の方向転換ノード82は第3の連結端子cに接続され、四方弁80の第2の方向転換ノード84は第4の連結端子dに接続される。]
[0018] 実際の応用において、四方弁80の第1の方向転換ノード82は第4の連結端子dに接続され、四方弁80の第2の方向転換ノード84は第3の連結端子cに接続されてもよい。
その特徴は、運転時において、高圧ノード81の圧力を常に低圧ノード83より大きくさせることができることにある。四方弁80に従来より知られている空調冷房用四方弁を採用してもよい。]
[0019] 図2は第2種類の冷媒の流向変換装置の構成を示した概略図である。当該冷媒の流向変換装置は、圧縮機1と、四方弁70と、第1の逆止弁91と、第2の逆止弁92と、第3の逆止弁93と、第4の逆止弁94とを含み、さらに四つの連結端子、即ち第1の連結端子gと、第2の連結端子hと、高圧の連結端子fと、低圧の連結端子eとを含む。四方弁70は高圧ノード71と、低圧ノード73と、第1の方向転換ノード72と、第2の方向転換ノード74とを含む。]
[0020] 四方弁70の高圧ノード71は配管60を介して圧縮機1の出口端に接続され、四方弁70の低圧ノード73は配管63を介して圧縮機1の入口端に接続される。四方弁70の第1方向転換ノード72は流向変換装置の第1の連結端子gに接続され、四方弁70の第2の方向転換ノード74は配管61を介して第1の逆止弁91の入口端に接続され、第1の逆止弁91の出口端は第4の逆止弁94の出口端に接続され、第4の逆止弁94の入口端は流向変換装置の第2の連結端子hに接続される。第2の逆止弁92の出口端は四方弁70と第1の逆止弁91の入口端との間に介装された配管61に接続され、第2の逆止弁92の入口端は第3の逆止弁93の入口端に接続され、第3の逆止弁93の出口端は第4の逆止弁94の入口端と流向変換装置の第2の連結端子hとの間に介装された配管に接続される。流向変換装置の高圧の連結端子fは第1の逆止弁91の出口端と第4の逆止弁94の出口端との間に介装された配管に接続され、流向変換装置の低圧の連結端子eは第2の逆止弁92の入口端と第3の逆止弁93の入口端との間に介装された配管に接続される。]
[0021] その特徴は、第1の逆止弁91の入口端と第2の逆止弁92の出口端は、配管を介して四方弁70における二つの方向転換ノードのいずれかに接続される(図2には、第2の方向転換ノード74に接続されることを示す)。四方弁70に従来より知られている空調冷房用四方弁を採用してもよい。高圧の連結端子fと低圧の連結端子eとの間に媒体が一方向のみへ流れる循環回路が形成される。第1の連結端子gと第2の連結端子hとの間に、必要によって切替え、媒体が双向流れる可能にする循環回路が形成される。]
[0022] 図2に示した第2種類の冷媒の流向変換装置は、実際の応用において三つの接続方式がある。第1の接続方式の特徴は、図5に示したように、前記高圧の連結端子fは配管を介して第2の熱換器6の一端に接続され、第2の熱換器6の他端は第2の絞り機構5の一端に接続され、第2の絞り機構5の他端は配管を介して熱源側熱換器2の一端に接続され、熱源側熱換器2の他端は配管を介して低圧の連結端子eに接続されることにある。]
[0023] 第2の接続方式の特徴は、前記第1の連結端子gは配管を介してユーザ側熱換器3の一端に接続され、ユーザ側熱換器3の他端は順次に絞り機構4と、第2の流向制御弁7-2と、配管とを介して前記第2の連結端子hに接続され、第1の流向制御弁7-1の一端は第1の連結端子gとユーザ側熱換器3との間に介装された配管に接続され、第1の流向制御弁7-1の他端は第2の連結端子hと第2の流向制御弁7-2との間に介装された配管に接続されることにある。]
[0024] 第2の接続方式に対して、第9の流向制御弁7-9を増加することによりさらに改良することができる。前記第9の流向制御弁7-9の一端は前記絞り機構4と前記第2の流向制御弁7-2との間に介装された配管に接続される。第9の流向制御弁7-9は二方弁又は三方弁であってもよい。]
[0025] 第3の接続方式の特徴は、図6に示したように、前記第1の連結端子gは配管64を介して蒸発器8の一端に接続され、蒸発器8の他端は順次に絞り機構4と、配管62とを介して第2の連結端子hに接続されることにある。]
[0026] 図1と図2に示した逆止弁のいずれかはソレノイド弁であってもよい。]
[0027] (実施例1)
図3に示したのは第1種類の冷媒の流向変換装置が使用されたヒートポンプである。当該ヒートポンプは、圧縮機1と、熱源側熱換器2と、ユーザ側熱換器3と、絞り機構4と、第2の絞り機構5と、第2の熱換器6と、第2の四方弁100と、第1の流向制御弁7-1と、第2の流向制御弁7-2と、第9の流向制御弁7-9と、前記第1種類の冷媒の流向変換装置とを含む。]
[0028] ユーザ側熱換器3と熱源側熱換器2は冷媒・空気熱換器であり、第2の熱換器6は冷媒・水熱換器であり、一般に、これらに容積型熱交換器が採用される。ヒートポンプにより、夏季における単純冷房と、夏季において冷房しながら凝縮熱を回収して生活熱水を生産すると共に冷媒に対する過冷と、夏季における生活熱水の高速生産と、夏季においてユーザの需要によって冷房しながら生活熱水の生産と、冬季における単純暖房と、冬季において暖房しながら高温冷媒液の顕熱を回収して生活熱水を生産すると共に冷媒に対する過冷と、冬季における生活熱水の高速生産と、冬季のおいてユーザの需要によって暖房しながら生活熱水の生産と、冬季において回収した高温冷媒液の顕熱による除霜との9種類の機能が実現される。以下、これらのそれぞれ機能の運転流れに関して説明する。]
[0029] (1)夏季における単純冷房
第1の流向制御弁7-1と第2の流向制御弁7-2はオフされ、第9の流向制御弁7-9はオンされ、絞り機構4は通常運転され、第2の絞り機構5は全開される。]
[0030] 運転時に、低温低圧の冷媒蒸気は、配管63を介して、圧縮機1に流れ込まれた後、圧縮されて高温高圧の冷媒過熱蒸気となり、この過熱蒸気は順次に配管60と、第2の四方弁100の高圧ノード101と、第2の方向転換ノード104と、配管61と、流向変換装置の第1の連結端子aと、第1の逆止弁9Aと、四方弁80の高圧ノード81と、第2の方向転換ノード84と、流向変換装置の第4の連結端子dと、配管41とを介して熱源側熱換器2にれ込まれる。そこで、室外の空気と間接的熱交換を行い、放熱された後冷媒液となり、この冷媒液は再び配管42と、第2の絞り機構5と、第9の流向制御弁7-9とを介して絞り機構4に流れ込まれると共に絞られる。この絞られた後の冷媒は低温低圧の気液二相混合物となり、ユーザ側熱換器3に流れ込まれる。そこで、間接的熱交換によりユーザ側の熱を奪い、ユーザに対して冷房を行う。また、冷媒はユーザ側の熱を奪った後低温低圧の冷媒蒸気となり、配管64と、第2の四方弁100の第1の方向転換ノード102と、低圧ノード103と、配管63とを介して圧縮機1に流れ込まれると共に圧縮される。これで、一回の単純冷房循環が終わる。]
[0031] (2)夏季において冷房しながら凝縮熱を回収して生活熱水を生産すると共に冷媒に対する過冷
第1の流向制御弁7-1と第9の流向制御弁7-9はオフされ、第2の流向制御弁7-2はオンされ、絞り機構4は通常運転され、第2の絞り機構5は全開される。]
[0032] 運転時において、低温低圧の冷媒蒸気は、配管63を介して圧縮機1に流れ込まれた後、圧縮されて高温高圧の冷媒過熱蒸気となり、この過熱蒸気は順次に配管60と、第2の四方弁100の高圧ノード101と、第2の方向転換ノード104と、配管61と、流向変換装置の第1の連結端子aと、第1の逆止弁9Aと、四方弁80の高圧ノード81と、第1の方向転換ノード82と、流向変換装置の第3の連結端子cと、配管31とを介して第2の熱換器6に流れ込まれる。そこで、水と間接的熱交換が行われることにより、冷媒凝縮熱を回収して低温熱水を生産する。また、冷媒蒸気は放熱された後冷媒液となり、この冷媒液は配管32と、第2の絞り機構5と、配管42とを介して、熱源側熱換器2に流れ込まれると共に、再び室外空気又は室内排風と間接的熱交換を行って過冷される。この過冷された後の冷媒液は配管41と、流向変換装置の第4の連結端子dと、四方弁80の第2の方向転換ノード84と、低圧ノード83と、第3の逆止弁9Cと、流向変換装置の第2の連結端子bと、配管62と、第2の流向制御弁7-2とを介して、絞り機構4に流れ込まれると共に絞られる。この絞られた後の冷媒は低温低圧の気液二相混合物となり、ユーザ側熱換器3に流れ込まれる。そこで、間接的熱交換によりユーザ側の熱を奪い、ユーザに対して冷房を行う。また、冷媒はユーザ側の熱を奪った後低温低圧の冷媒蒸気となり、配管64と、第2の四方弁100の第1の方向転換ノード102と、低圧ノード103と、配管63とを介して圧縮機1に流れ込まれると共に圧縮される。これで、夏季において冷房しながら凝縮熱を回収して生活熱水を生産すると共に冷媒に対する過冷の循環が一回終わる。]
[0033] (3)夏季における生活熱水の高速生産
第2の流向制御弁7-2と第9の流向制御弁7-9はオフされ、第1の流向制御弁7-1はオンされ、絞り機構4は運転されず、第2の絞り機構5通常運転される。]
[0034] 運転時において、低温低圧の冷媒蒸気は配管63を介して圧縮機1に流れ込まれた後、圧縮されて高温高圧の冷媒過熱蒸気となり、この過熱蒸気は順次に配管60と、第2の四方弁100の高圧ノード101と、第2の方向転換ノード104と、配管61と、流向変換装置の第1の連結端子aと、第1の逆止弁9Aと、四方弁80の高圧ノード81と、第1の方向転換ノード82と、流向変換装置の第3の連結端子cと、配管31とを介して、第2の熱換器6に流れ込まれる。そこで、水と間接的熱交換が行われることにより、低温熱水を生産する。また、冷媒蒸気は放熱された後冷媒液となり、再び第2の絞り機構5に流れ込まれると共に絞られる。この絞られた後の冷媒は低温低圧の気液二相混合物となり、熱源側熱換器2に流れ込まれると共に、再び室外空気又は室内排風と間接的熱交換を行う。そこで、間接的熱交換により、空気の熱を奪った後低温低圧の冷媒蒸気となり、再び順次に配管41と、流向変換装置の第4の連結端子dと、四方弁80の第2の方向転換ノード84と、低圧ノード83と、第3の逆止弁9Cと、流向変換装置の第2の連結端子bと、配管62と、第1の流向制御弁7-1と、配管64と、第2の四方弁100の第1の方向転換ノード102と、低圧ノード103と、配管63とを介して圧縮機1に流れ込まれると共に圧縮される。これで、夏季における生活熱水の高速生産の循環が一回終わる。]
[0035] (4)夏季においてユーザの需要によって冷房しながら生活熱水の生産
第1の流向制御弁7-1と第9の流向制御弁7-9はオンされ、第2の流向制御弁7-2はオフされ、絞り機構4と第2の絞り機構5はすべて通常運転される。]
[0036] 運転時において、低温低圧の冷媒蒸気は配管63を介して圧縮機1に流れ込まれた後、圧縮されて高温高圧の冷媒過熱蒸気となり、この過熱蒸気は順次に配管60と、第2の四方弁100の高圧ノード101と、第2の方向転換ノード104と、配管61と、流向変換装置の第1の連結端子aと、第1の逆止弁9Aと、四方弁80の高圧ノード81と、第1の方向転換ノード82と、流向変換装置の第3の連結端子cと、配管31とを介して、第2の熱換器6に流れ込まれる。そこで、水と間接的熱交換が行われることにより、低温熱水を生産する。また、冷媒蒸気は放熱された後冷媒液となり、第2の熱換器6から流れ出た後二路に分岐される。即ち、一路は、第2の絞り機構5に流れ込まれると共に絞られ、この絞られた後の冷媒は低温低圧の気液二相混合物となり、配管42を介して熱源側熱換器2に流れ込まれ、室外空気又は室内排風と間接的熱交換を行う。そこで、間接的熱交換により空気の熱を奪った後低温低圧の冷媒蒸気となり、再び順次に配管41と、流向変換装置の第4の連結端子dと、四方弁80の第2の方向転換ノード84と、低圧ノード83と、第3の逆止弁9Cと、流向変換装置の第2の連結端子bと、配管62と、第1の流向制御弁7-1とを介して配管64に流れ込まれる。他の一路は、第9の流向制御弁7-9を介して絞り機構4に流れ込まれると共に絞られ、この絞られた後の冷媒は低温低圧の気液二相混合物となり、ユーザ側熱換器3に流れ込まれる。そこで、間接的熱交換によりユーザの熱を奪い、ユーザに対して冷房を行う。また、冷媒はユーザの熱を奪った後低温低圧の冷媒蒸気となって配管64にも流れ込み、上記一路の冷媒と混合された後、再び配管64と、第2の四方弁100の第1の方向転換ノード102と、低圧ノード103と、配管63とを介して圧縮機1に流れ込まれると共に圧縮される。これで、夏季においてユーザの需要によって冷房しながら生活熱水の生産の循環が一回終わる。]
[0037] (5)冬季における単純暖房
第9の流向制御弁7-9はオンされ、第1の流向制御弁7-1と第2の流向制御弁7-2はオフされ、絞り機構4は全開され、第2の絞り機構5通常運転される。]
[0038] 運転時において、低温低圧の冷媒蒸気は配管63を介して圧縮機1に流れ込まれた後、圧縮されて高温高圧の冷媒過熱蒸気となり、この過熱蒸気は順次に配管60と、第2の四方弁100の高圧ノード101と、第1の方向転換ノード102と、配管64とを介して、ユーザ側熱換器3に流れ込まれる。そこで、間接的熱交換により放熱され、ユーザに対して暖房を行う。また、冷媒は放熱された後高温高圧の冷媒液となり、この冷媒液は再び絞り機構4と、第9の流向制御弁7-9とを介して、第2の絞り機構5に流れ込まれると共に絞られる。絞られた後の冷媒は低温低圧の気液二相混合物となり、再び熱源側熱換器2に流れ込まれ、室外空気又は室内排風と間接的熱交換を行う。そこで、間接的熱交換により空気の熱を奪った後低温低圧の冷媒蒸気となり、再び順次に配管41と、流向変換装置の第4の連結端子dと、四方弁80の第2の方向転換ノード84と、低圧ノード83と、第2の逆止弁9Bと、流向変換装置の第1の連結端子aと、第2の四方弁100の第2の方向転換ノード104と、低圧ノード103と、配管63とを介して圧縮機1に流れ込まれると共に圧縮される。これで、冬季における単純暖房の循環が一回終わる。]
[0039] (6)冬季において暖房しながら高温冷媒液の顕熱を回収して生活熱水を生産すると共に冷媒に対する過冷
第1の流向制御弁7-1と第9の流向制御弁7-9はオフされ、第2の流向制御弁7-2はオンされ、絞り機構4は全開され、第2の絞り機構5は通常運転される。]
[0040] 運転時において、低温低圧の冷媒蒸気は配管63を介して圧縮機1に流れ込まれた後、圧縮されて高温高圧の冷媒過熱蒸気となり、この過熱蒸気は順次に配管60と、第2の四方弁100の高圧ノード101と、第1の方向転換ノード102と、配管64とを介してユーザ側熱換器3に流れ込まれる。そこで、間接的熱交換により放熱され、ユーザに対して暖房を行う。また、冷媒は放熱された後高温高圧の冷媒液となり、この冷媒液は再び絞り機構4と、第2の流向制御弁7-2と、配管62と、流向変換装置の第2の連結端子bと、第4の逆止弁9Dと、四方弁80の高圧ノード81と、第1の方向転換ノード82と、流向変換装置の第3の連結端子cと、配管31とを介して、第2の熱換器6に流れ込まれる。そこで、水と間接的熱交換が行われることにより、高温冷媒液の顕熱を回収して冷温熱水を生産する。また、冷媒は放熱された後過冷され、この過冷された後の冷媒は配管32を介して第2の絞り機構5に流れ込まれると共に絞られる。この絞られた後の冷媒は低温低圧の気液二相混合物となり、再び配管42を介して熱源側熱換器2に流れ込まれ、室外空気又は室内排風と間接的熱交換を行う。そこで、間接的熱交換により空気の熱を奪った後低温低圧の冷媒蒸気となり、再び順次に配管41と、流向変換装置の第4の連結端子dと、四方弁80の第2の方向転換ノード84と、低圧ノード83と、第2の逆止弁9Bと、流向変換装置の第1の連結端子aと、配管61と、第2の四方弁100の第2の方向転換ノード104と、低圧ノード103と、配管63とを介して圧縮機1に流れ込まれると共に圧縮される。これで、冬季において暖房しながら高温冷媒液の顕熱を回収して生活熱水を生産すると共に冷媒に対する過冷の循環が一回終わる。]
[0041] (7)冬季における生活熱水の高速生産
第1の流向制御弁7-1はオンされ、第2の流向制御弁7-2と第9の流向制御弁7-9はオフされ、絞り機構4は運転されず、第2の絞り機構5は通常運転される。]
[0042] 運転時において、低温低圧の冷媒蒸気は配管63を介して圧縮機1に流れ込まれた後、圧縮されて高温高圧の冷媒過熱蒸気となり、この過熱蒸気は順次に配管60と、第2の四方弁100の高圧ノード101と、第1の方向転換ノード102と、配管64と、第1の流向制御弁7-1と、配管62と、流向変換装置の第2の連結端子bと、第4の逆止弁9Dと、四方弁80の高圧ノード81と、第1の方向転換ノード82と、流向変換装置の第3の連結端子cと、配管31とを介して、第2の熱換器6に流れ込まれる。そこで、水と間接的熱交換が行われることにより、低温熱水を生産する。また、冷媒蒸気は放熱された後冷媒液となり、再び配管32を介して第2の絞り機構5に流れ込まれると共に絞られる。この絞られた後の冷媒は低温低圧の気液二相混合物となり、配管42を介して熱源側熱換器2に流れ込まれ、室外空気又は室内排風と間接的熱交換を行う。そこで、間接的熱交換により空気の熱を奪った後低温低圧の冷媒蒸気となり、再び順次に配管41と、流向変換装置の第4の連結端子dと、四方弁80の第2の方向転換ノード84と、低圧ノード83と、第2の逆止弁9Bと、流向変換装置の第1の連結端子aと、配管61と、第2の四方弁100の第2の方向転換ノード104と、低圧ノード103と、配管63とを介して圧縮機1に流れ込まれると共に圧縮される。これで、冬季における生活熱水の高速生産の循環が一回終わる。]
[0043] (8)冬季のおいてユーザの需要によって暖房しながら生活熱水の生産
第1の流向制御弁7-1と第9の流向制御弁7-9はオンされ、第2の流向制御弁7-2はオフされ、絞り機構4は全開され、第2の絞り機構5は通常運転される。]
[0044] 運転時において、低温低圧の冷媒蒸気は配管63を介して圧縮機1に流れ込まれた後、圧縮されて高温高圧の冷媒過熱蒸気となり、この過熱蒸気は順次に配管60と、第2の四方弁100の高圧ノード101と、第1の方向転換ノード102と、配管64とを介した後二路に分岐される。即ち、一路は、第1の流向制御弁7-1と、配管62と、流向変換装置の第2の連結端子bと、第4の逆止弁9Dと、四方弁80の高圧ノード81と、第1の方向転換ノード82と、流向変換装置の第3の連結端子cと、配管31とを介して、第2の熱換器6に流れ込まれる。そこで、水と間接的熱交換が行われることにより、低温熱水を生産する。また、冷媒は放熱された後冷媒液となり、第2の熱換器6から流れ出た後配管32に流れ込まれる。他の一路は、ユーザ側熱換器3に流れ込まれる。そこで、間接的熱交換により放熱され、ユーザに対して暖房を行う。また、冷媒は放熱された後高温高圧の冷媒液となる。この冷媒液は再び絞り機構4と、第9の流向制御弁7-9とを介して配管32に流れ込まれ、上記一路の冷媒と混合された後、再び第2の絞り機構5に流れ込まれると共に絞られる。この絞られた後の冷媒は低温低圧の気液二相混合物となり、熱源側熱換器2に流れ込まれ、室外空気又は室内排風と間接的熱交換を行う。そこで、間接的熱交換により空気の熱を奪った後低温低圧の冷媒蒸気となり、再び順次に配管41と、流向変換装置の第4の連結端子dと、四方弁80の第2の方向転換ノード84と、低圧ノード83と、第2の逆止弁9Bと、流向変換装置の第1の連結端子aと、配管61と、第2の四方弁100の第2の方向転換ノード104と、低圧ノード103と、配管63とを介して圧縮機1に流れ込まれると共に圧縮される。これで、冬季のおいてユーザの需要によって暖房しながら生活熱水の生産の循環が一回終わる。]
[0045] (9)冬季において回収した高温冷媒液の顕熱による除霜
第1の流向制御弁7-1はオンされ、第2の流向制御弁7-2と第9の流向制御弁7-9はオフされ、絞り機構4は運転されず、第2の絞り機構5は通常運転される。]
[0046] 運転時において、低温低圧の冷媒蒸気は配管63を介して圧縮機1に流れ込まれた後、圧縮されて高温高圧の冷媒過熱蒸気となり、この過熱蒸気は順次に配管60と、第2の四方弁100の高圧ノード101と、第1の方向転換ノード102と、配管64と、第1の流向制御弁7-1と、配管62と、流向変換装置の第2の連結端子bと、第4の逆止弁9Dと、四方弁80の高圧ノード81と、第2の方向転換ノード84と、流向変換装置の第4の連結端子dと、配管41とを介して、熱源側熱換器2に流れ込まれると共にそれに対して除霜を行う。また、冷媒蒸気は放熱された後冷媒液となり、この冷媒液は再び配管42を介して、第2の絞り機構5に流れ込まれると共に絞られる。この絞られた後の冷媒は低温低圧の気液二相混合物となり、配管32を介して第2の熱換器6に流れ込まれる。そこで、低温熱水と間接的に熱交換が行われることにより、水の熱を奪った後低温低圧の冷媒蒸気となり、この冷媒蒸気は再び配管31と、流向変換装置の第3の連結端子cと、四方弁80の第1の方向転換ノード82と、低圧ノード83と、第2の逆止弁9Bと、流向変換装置の第1の連結端子aと、配管61と、第2の四方弁100の第2の方向転換ノード104と、低圧ノード103と、配管63とを介して、圧縮機1に流れ込まれると共に圧縮される。これで、冬季において回収した高温冷媒液の顕熱によるい除霜の循環が一回終わる。]
[0047] 第2の熱換器6における低温熱水の熱だけで除霜できない場合、通常の除霜方法により除霜を行ってもよい。即ち、室内空気の熱量を利用して除霜をおこなう。その運転流れは夏季における単純冷房循環と同じである。]
[0048] 応用において、さらに他の方案が提出される。即ち、図4に示したように、熱源側熱換器2の一端は配管31を介して流向変換装置の第3の連結端子cに接続され、熱源側熱換器2の他端は配管32と、第2の絞り機構5と、配管42とを介して、第2の熱換器6の一端に接続され、第2の熱換器6の他端は配管41を介して流向変換装置の第4の連結端子dに接続される。また、その他の設備の接続方式は実施例1と同じである。当該方案は実施例1と完全に同じの機能を備えるが、同じ機能を実現する場合、冷媒が四方弁80において流れる経路が違うだけである。]
[0049] また、実際の応用において、熱源側熱換器2と第2の熱換器6のそれぞれの役割が交替されることもできる。即ち、熱源側熱換器2は冷媒・水熱換器であり、低温熱水を生産するために用いられ、第2の熱換器6は冷媒・空気熱換器であり、冷熱源として室外空気が採用される。この場合、第9の流向制御弁7-9の接続方式は実施例1と若干違う。即ち、第9の流向制御弁7-9の一端は絞り機構4と第2の流向制御弁7-2の間に介装された配管に接続され、他端は絞り機構5と熱源側熱換器2との間に介装された配管に接続されることに変更される。その他の設備の接続方式は実施例1と同じである。当該方案は実施例1と完全に同じの機能を備える。]
[0050] (実施例2)
図5に示したのは第2種類の冷媒の流向変換装置が使用されたヒートポンプである。当該ヒートポンプは熱源側熱換器2と、ユーザ側熱換器3と、絞り機構4と、第2の絞り機構5と、第2の熱換器6と、第1の流向制御弁7-1と、第2の流向制御弁7-2と、第9の流向制御弁7-9と、第10の流向制御弁7-10と、前記第2種類の冷媒の流向変換装置とを含む。]
[0051] ユーザ側熱換器3と熱源側熱換器2は冷媒・空気熱換器であり、第2の熱換器6は冷媒・水熱換器である。実施例2にも9種類の機能が備えられるが、冬季において、除霜する場合、実施例1のように、回収した高温高圧の冷媒液顕熱を利用して除霜することができなく、通常の方法で除霜することしかない。例えば、逆循環する熱気により除霜が行われる。即ち、ユーザ側から熱を奪って、室外の熱源側熱換器2に対して除霜する。他の8種類の機能は実施例1と同じである。以下、このような9種類のそれぞれ機能の運転流れに関して説明する。]
[0052] (1)夏季における単純冷房
第1の流向制御弁7-1と第9の流向制御弁7-9はオフされ、第2の流向制御弁7-2と第10の流向制御弁7-10はオンされ、絞り機構4は通常運転され、第2の絞り機構5は全開される。]
[0053] 運転時において、低温低圧の冷媒蒸気は配管63を介して圧縮機1に流れ込まれた後、圧縮されて高温高圧の冷媒過熱蒸気となり、この過熱蒸気は順次に配管60と、四方弁70の高圧ノード71と、第2の方向転換ノード74と、配管61と、第1の逆止弁91と、流向変換装置の高圧の連結端子fと、配管31と、第10の流向制御弁7-10と、第2の絞り機構5と、配管42とを介して、熱源側熱換器2に流れ込まれる。そこで、間接的熱交換が行われ、冷媒蒸気は放熱された後冷媒液となり、この冷媒液は再び配管41と、流向変換装置の低圧の連結端子eと、第3の逆止弁93と、流向変換装置の低圧の連結端子hと、配管62と、第2の流向制御弁7-2とを介して絞り機構4に流れ込まれると共に絞られる。この絞られた後の冷媒は低温低圧の気液二相混合物となり、ユーザ側熱換器3に流れ込まれる。そこで、間接的熱交換によりユーザ側の熱を奪い、ユーザに対して冷房を行う。また、冷媒はユーザの熱を奪った後低温低圧の冷媒蒸気となり、この冷媒蒸気は配管64と、流向変換装置の低圧の連結端子gと、四方弁70の第1の方向転換ノード72と、低圧ノード73と、配管63とを介して圧縮機1に流れ込まれると共に圧縮される。これで、一回の単純冷房循環が終わる。]
[0054] (2)夏季において冷房しながら凝縮熱を回収して生活熱水を生産すると共に冷媒に対する過冷
第1の流向制御弁7-1、第9の流向制御弁7-9及び第10の流向制御弁7-10はオフされ、第2の流向制御弁7-2はオンされ、絞り機構4は通常運転され、第2の絞り機構5は全開される。]
[0055] 運転時において、低温低圧の冷媒蒸気は配管63を介して圧縮機1に流れ込まれた後、圧縮されて高温高圧の冷媒過熱蒸気となり、この過熱蒸気は順次に配管60と、第2の四方弁70の高圧ノード71と、第2の方向転換ノード74と、配管61と、第1の逆止弁91と、流向変換装置の高圧の連結端子fと、配管31とを介して、第2の熱換器6に流れ込まれる。そこで、水と間接的熱交換が行われることにより、冷媒凝縮熱を回収して低温熱水を生産する。また、冷媒蒸気は放熱された後冷媒液となり、この冷媒液は配管32と、第2の絞り機構5と、配管42とを介して熱源側熱換器2に流れ込まれる。そこで、再び間接的熱交換を行って過冷される。この過冷された後の冷媒液は配管41と、流向変換装置の低圧の連結端子eと、第3の逆止弁93と、流向変換装置の第2の連結端子hと、配管62と、第2の流向制御弁7-2とを介して、絞り機構4に流れ込まれると共に絞られる。この絞られた後の冷媒は低温低圧の気液二相混合物となり、ユーザ側熱換器3に流れ込まれる。そこで、間接的熱交換によりユーザ側の熱を奪い、ユーザに対して冷房を行う。また、冷媒はユーザ側の熱を奪った後低温低圧の冷媒蒸気となり、この冷媒蒸気は配管64と、流向変換装置の第1の連結端子gと、四方弁70の第1の方向転換ノード72と、低圧ノード73と、配管63とを介して圧縮機1に流れ込まれると共に圧縮される。これで、夏季において冷房しながら凝縮熱を回収して生活熱水を生産すると共に冷媒に対する過冷の循環が一回終わる。]
[0056] (3)夏季における生活熱水の高速生産
第2の流向制御弁7-2、第9の流向制御弁7-9と第10の流向制御弁7-10はオフされ、第1の流向制御弁7-1はオンされ、絞り機構4は運転されず、第2の絞り機構5は通常運転される。]
[0057] 運転時において、低温低圧の冷媒蒸気は配管63を介して圧縮機1に流れ込まれた後、圧縮されて高温高圧の冷媒過熱蒸気となり、この過熱蒸気は順次に配管60と、四方弁70の高圧ノード71と、第2の方向転換ノード74と、配管61と、第1の逆止弁91と、流向変換装置の高圧の連結端子fと、配管31とを介して、第2の熱換器6に流れ込まれる。そこで、水と間接的熱交換が行われることにより、低温熱水を生産する。また、冷媒蒸気は放熱された後冷媒液となり、再び配管32を介して第2の絞り機構5に流れ込まれると共に絞られる。この絞られた後の冷媒は低温低圧の気液二相混合物となり、配管42を介して熱源側熱換器2に流れ込まれ、間接的熱交換が行われる。そこで、間接的熱交換により熱を奪った後低温低圧の冷媒蒸気となり、再び順次に配管41と、流向変換装置の低圧の連結端子eと、第3の逆止弁93と、流向変換装置の第2の連結端子hと、配管62と、第1の流向制御弁7-1と、配管64と、流向変換装置の第2の連結端子gと、四方弁70の第1の方向転換ノード72と、低圧ノード73と、配管63とを介して圧縮機1に流れ込まれると共に圧縮される。これで、夏季における生活熱水の高速生産の循環が一回終わる。]
[0058] (4)夏季においてユーザの需要によって冷房しながら生活熱水の生産
第2の流向制御弁7-2と第10の流向制御弁7-10はオフされ、第1の流向制御弁7-1と第9の流向制御弁7-9はオンされ、絞り機構4と第2の絞り機構5はすべて通常運転される。]
[0059] 運転時において、低温低圧の冷媒蒸気は配管63を介して圧縮機1に流れ込まれた後、圧縮されて高温高圧の冷媒過熱蒸気となり、この過熱蒸気は順次に配管60と、四方弁70の高圧ノード71と、第2の方向転換ノード74と、配管61と、第1の逆止弁91と、流向変換装置の高圧の連結端子fと、配管31とを介して、第2の熱換器6に流れ込まれる。そこで、水と間接的熱交換を行われることにより、低温熱水を生産する。また、冷媒蒸気は放熱された後冷媒液となり、この冷媒液は再び配管32に流れ込んだ後二路に分岐される。即ち、一路は、第2の絞り機構5に流れ込まれると共に絞られ、この絞られた後の冷媒は低温低圧の気液二相混合物となり、配管42を介して熱源側熱換器2に流れ込まれ、間接的熱交換が行われる。そこで、間接的熱交換により空気の熱を奪った後低温低圧の冷媒蒸気となり、この冷媒蒸気は再び順次に配管41と、流向変換装置の低圧の連結端子eと、第3の逆止弁93と、流向変換装置の第2の連結端子hと、配管62と、第1の流向制御弁7-1とを介して配管64に流れ込まれる。他の一路は、第9の流向制御弁7-9を介して絞り機構4に流れ込まれると共に絞られ、この絞られた後の冷媒は低温低圧の気液二相混合物となり、ユーザ側熱換器3に流れ込まれる。そこで、間接的熱交換によりユーザ側の熱を奪い、ユーザに対して冷房を行う。また、冷媒はユーザ側の熱を奪った後低温低圧の冷媒蒸気となって、配管64にも流れ込まれ、上記一路の冷媒と混合された後、再び配管64と、流向変換装置の第1の連結端子gと、四方弁70の第1の方向転換ノード72と、低圧ノード73と、配管63とを介して圧縮機1に流れ込まれると共に圧縮される。これで、夏季においてユーザの需要によって冷房しながら生活熱水の生産の循環が一回終わる。]
[0060] (5)冬季における単純暖房
第1の流向制御弁7-1と第9の流向制御弁7-9はオフされ、第2の流向制御弁7-2と第10の流向制御弁7-10はオンされ、絞り機構4は全開され、第2の絞り機構5は通常運転される。]
[0061] 運転時において、低温低圧の冷媒蒸気は配管63を介して圧縮機1に流れ込まれた後、圧縮されて高温高圧の冷媒過熱蒸気となり、この過熱蒸気は順次に配管60と、四方弁70の高圧ノード71と、第1の方向転換ノード72と、流向変換装置の第1の連結端子gと、配管64とを介してユーザ側熱換器3に流れ込まれる。そこで、間接的熱交換により放熱され、ユーザに対して暖房を行う。また、冷媒は放熱された後高温高圧の冷媒液となり、この冷媒液は再び絞り機構4と、第2の流向制御弁7-2と、配管62と、流向変換装置の第2の連結端子hと、第4の逆止弁94と、流向変換装置の高圧の連結端子fと、配管31と、第10の流向制御弁7-10とを介して第2の絞り機構5に流れ込まれると共に絞られる。この絞られた後の冷媒は低温低圧の気液二相混合物となり、再び熱源側熱換器2に流れ込まれ、間接的熱交換が行われる。そこで、低温低圧の気液二相混合物は、間接的熱交換により熱を奪った後低温低圧の冷媒蒸気となり、再び順次に配管41と、流向変換装置の低圧の連結端子eと、第2の逆止弁92と、配管62と、四方弁70の第2の方向転換ノード74と、低圧ノード73と、配管63とを介して圧縮機1に流れ込まれた後圧縮される。これで、冬季における単純暖房の循環が一回終わる。]
[0062] また、冬季における単純暖房を実現するには、上記方案以外に第2の方案も採用できる。即ち、第1の流向制御弁7-1と第2の流向制御弁7-2はオフされ、第9の流向制御弁7-9はオンされ、第10の流向制御弁7-10は運転されず、絞り機構4は全開され、第2の絞り機構5は通常運転される。このようにしても、冬季における単純暖房の循環が実現できる。ここで、その運転流れに関する説明を省略する。]
[0063] (6)冬季において暖房しながら高温冷媒液の顕熱を回収して生活熱水を生産すると共に冷媒に対する過冷
第1の流向制御弁7-1、第9の流向制御弁7-9及び第10の流向制御弁7-10はオフされ、第2の流向制御弁7-2はオンされ、絞り機構4は全開され、第2の絞り機構5は通常運転される。]
[0064] 運転時において、低温低圧の冷媒蒸気は配管63を介して圧縮機1に流れ込まれた後、圧縮されて高温高圧の冷媒過熱蒸気となり、この過熱蒸気は順次に配管60と、四方弁70の高圧ノード71と、第1の方向転換ノード72と、流向変換装置の第1の連結端子gと、配管64とを介して、ユーザ側熱換器3に流れ込まれる。そこで、過熱蒸気は間接的熱交換により放熱され、ユーザに対して暖房を行う。また、冷媒は放熱された後高温高圧の冷媒液となり、この冷媒液は再び絞り機構4と、第2の流向制御弁7-2と、配管62と、流向変換装置の第2の連結端子hと、第4の逆止弁94と、流向変換装置の高圧の連結端子fと、配管31とを介して、第2の熱換器6に流れ込まれる。そこで、水と間接的熱交換が行われることにより、高温冷媒液の顕熱を回収する。また、冷媒は放熱された後過冷され、この過冷された後の冷媒は配管32を介して第2の絞り機構5に流れ込まれると共に絞られる。この絞られた後の冷媒は低温低圧の気液二相混合物となり、再び配管42を介して熱源側熱換器2に流れ込まれ、間接的熱交換が行われる。そこで、低温低圧の気液二相混合物は、間接的熱交換により熱を奪った後低温低圧の冷媒蒸気となり、再び順次に配管41と、流向変換装置の低圧の連結端子eと、第2の逆止弁92と、配管61と、四方弁70の第2の方向転換ノード74と、低圧ノード73と、配管63とを介して圧縮機1に流れ込まれると共に圧縮される。これで、冬季において暖房しながら高温冷媒液の顕熱を回収して生活熱水を生産すると共に冷媒に対する過冷の循環が一回終わる。]
[0065] (7)冬季における生活熱水の高速生産
第2の流向制御弁7-2、第9の流向制御弁7-9及び第10の流向制御弁7-10はオフされ、第1の流向制御弁7-1はオンされ、絞り機構4は運転されず、第2の絞り機構5は通常運転される。]
[0066] 運転時において、低温低圧の冷媒蒸気は配管63を介して圧縮機1に流れ込まれた後、圧縮されて高温高圧の冷媒過熱蒸気となり、この過熱蒸気は順次に配管60と、四方弁70の高圧ノード71と、第1の方向転換ノード72と、流向変換装置の第1の連結端子gと、配管64と、第1の流向制御弁7-1と、配管62と、流向変換装置の第2の連結端子hと、第4の逆止弁94と、流向変換装置の高圧の連結端子fと、配管31とを介して、第2の熱換器6に流れ込まれる。そこで、間接的熱交換が行われることにより、低温熱水を生産する。冷媒蒸気は放熱された後冷媒液となり、再び配管32を介して第2の絞り機構5に流れ込まれると共に絞られる。この絞られた後の冷媒は低温低圧の気液二相混合物となり、配管42を介して熱源側熱換器2に流れ込まれ、間接的熱交換が行われる。そこで、低温低圧の気液二相混合物は、間接的熱交換により熱を奪った後低温低圧の冷媒蒸気となり、再び順次に配管41と、流向変換装置の低圧の連結端子eと、第2の逆止弁92と、配管61と、四方弁70の第2の方向転換ノード74と、低圧ノード73と、配管63とを介して圧縮機1に流れ込まれると共に圧縮される。これで、冬季における生活熱水の高速生産の循環が一回終わる。]
[0067] (8)冬季のおいてユーザの需要によって暖房しながら生活熱水の生産
第2の流向制御弁7-2と第10の流向制御弁7-10はオフされ、第1の流向制御弁7-1と第9の流向制御弁7-9はオンされ、絞り機構4は全開され、第2の絞り機構5は通常運転される。]
[0068] 運転時において、低温低圧の冷媒蒸気は配管63を介して圧縮機1に流れ込まれた後、圧縮されて高温高圧の冷媒過熱蒸気となり、この過熱蒸気は順次に配管60と、四方弁70の高圧ノード71と、第1の方向転換ノード72と、流向変換装置の第1の連結端子gと、配管64とを介した後二路に分岐される。即ち、一路は、第1の流向制御弁7-1と、配管62と、流向鉛管装置の第2の連結端子hと、第4の逆止弁94と、流向変換装置の高圧の連結端子fと、配管31とを介して、第2の熱換器6に流れ込まれる。そこで、水と間接的熱交換が行われることにより、低温熱水を生産する。また、冷媒は放熱された後冷媒液となり、配管32に流れ込まれる。他の一路は、ユーザ側熱換器3に流れ込まれる。そこで、過熱蒸気は間接的熱交換により放熱され、ユーザに対して暖房を行う。また、冷媒は放熱された後高温高圧の冷媒液となる。冷媒液は再び絞り機構4と第9の流向制御弁7-9を介して配管32にも流れ込まれ、上記一路の冷媒と混合された後、再び第2の絞り機構5に流れ込まれると共に絞られる。絞られた後の冷媒は低温低圧の気液二相混合物となり、配管42を介して熱源側熱換器2に流れ込まれ、間接的熱交換が行われる。そこで、低温低圧の気液二相混合物は、間接的熱交換により熱を奪った後低温低圧の冷媒蒸気となり、再び順次に配管41と、流向変換装置の低圧の連結端子eと、第2の逆止弁92と、配管61と、四方弁70の第2の方向転換ノード74と、低圧ノード73と、配管63とを介して圧縮機1に流れ込まれると共に圧縮される。これで、冬季のおいてユーザの需要によって暖房しながら生活熱水の生産の循環が一回終わる。]
[0069] (9)冬季において回収した高温冷媒液の顕熱によるい除霜
第1の流向制御弁7-1と第9の流向制御弁7-9はオフされ、第2の流向制御弁7-2と第10の流向制御弁7-10はオンされ、絞り機構4は通常運転され、第2の絞り機構5は全開される。その運転流れは夏季における単純冷房循環と同じである。]
[0070] 運転時において、低温低圧の冷媒蒸気は配管63を介して圧縮機1に流れ込まれた後、圧縮されて高温高圧の冷媒過熱蒸気となり、この過熱蒸気は順次に配管60と、四方弁70の高圧ノード71と、第2の方向転換ノード74と、配管61と、第1の逆止弁91と、流向変換装置の高圧の連結端子fと、配管31と、第10の流向制御弁7-10と、第2の絞り機構5と、配管42とを介して、熱源側熱換器2に流れ込まれると共に除霜が行われる。また、冷媒蒸気は放熱された後冷媒液となり、冷媒液は再び配管41と、流向変換装置の低圧の連結端子eと、第3の逆止弁93と、流向変換装置の第2の連結端子hと、配管62と、第2の流向制御弁7-2とを介して、絞り機構4に流れ込まれると共に絞られる。この絞られた後の冷媒は低温低圧の気液二相混合物となり、ユーザ側熱換器3に流れ込まれる。そこで、間接的熱交換によりユーザ側の熱を奪う。また、冷媒はユーザ側の熱を奪った後、低温低圧の冷媒蒸気となり、配管64と、流向変換装置の第1の連結端子gと、四方弁70の第1の方向転換ノード72と、低圧ノード73と、配管63とを介して圧縮機1に流れ込まれると共に圧縮される。これで、冬季において回収した高温冷媒液の顕熱によるい除霜の循環が一回終わる。]
[0071] また、運転過程において、第10の流向制御弁7-10は、夏季における単純冷房及び冬季における除霜に寄与する機能以外に、第2の熱換器6の水温に対しても制御できる。制御するとき、冷媒が第2の熱換器6に流れ込まれることを完全に防止するため、第2の熱換器6と直列になれるように一つの流向制御弁を設けると共に、これらに第10の流向制御弁7-10を並列させる。]
[0072] 実際の応用において、ヒートポンプには、夏季における単純冷房と冬季における除霜の機能が必要ではない場合、第10の流向制御弁7-10を設置しなくてもよい。]
[0073] 実際の応用において、第1の逆止弁91、第2の逆止弁92、第3の逆止弁93及び第4の逆止弁94のいずれかがソレノイド弁であってもいい。この場合、図5に示した方案において、第10の流向制御弁7-10を設置しなくても、実施例1に記載のすべての機能が実現できる。]
[0074] 上記実施例1と実施例2のそれぞれの方案において、低温熱源として、室内排風、土壌、水又は太陽エネルギーなどである場合、冬季運転において、除霜する必要がない。]
[0075] また、ユーザ側熱換器3は、冷媒・空気熱換器でもよく、冷媒・水熱換器又は他の熱換器でもよい。]
[0076] また、第2の熱換器6が冷媒・水熱換器であり、低温熱水の生産のために用いられる場合、熱源側熱換器2は冷媒・土壌熱換器又は冷媒・水熱換器でもよく、蒸発式熱換器でもよい。さらに、太陽エネルギー集熱器でもよく、冷媒・空気熱換器又は他の熱換器でもよい。]
[0077] また、応用過程おいて、使用される必要によって、第2の熱換器6に他の熱換器が採用されてもよい。]
[0078] (実施例3)
図6に示したのは第2種類の冷媒の流向変換装置が使用された溶液除湿蒸発冷却空気調和機である。当該空気調和機は、蒸発器8と、絞り機構4と、第2の絞り機構5と、直接接触型熱交換器24と、作動流体ポンプ26と、蒸発型熱交換器27と、溶液冷却器11と、再生器13と、濃溶液ポンプ14と、溶液熱交換器15と、除湿機17と、稀溶液ポンプ18と、加熱器21とを含む。さらに、第2種類の冷媒の流向変換装置を含む。]
[0079] また、蒸発型熱交換器27内に2つの熱換器を有し、1つは冷却熱換器43であり、他の1つは凝縮熱換器44である。実際の応用において、蒸発型熱交換器27は二つの蒸発型熱交換器に分解されることもでき、冷却熱換器43と凝縮熱換器44はそれぞれ上記二つの蒸発型熱交換器に設けられる。]
[0080] 夏季において運転する場合、絞り機構4は通常運転され、第2の絞り機構5は全開され、第5の流向制御弁53-1は全開され、第3の流向制御弁53-3はオフされる。その運転流れは下記のようになる。]
[0081] 直接接触型熱交換器24からの冷媒液は、配管46を介して作動流体ポンプ26に流れ込まれると共に加圧される。この加圧された冷媒液は、第2の絞り機構5を介して、蒸発型熱交換器27の冷却熱換器43に流れ込まれる。そこで、室内排風及び循環冷却水と間接的熱交換が行われる。また、冷媒は放熱された後過冷される。この過冷された冷媒液は蒸発型熱交換器27の冷却熱換器43から流れ出られた後、配管28を介して三路に分岐される。即ち、第一路の冷媒液は、配管31と、流向変換装置の低圧の連結端子eと、第3の逆止弁93と、流向変換装置の第2の連結端子hと、配管62とを介して、絞り機構4に流れ込れて絞られる。この絞られた冷媒は低温低圧の気液二相混合物となり、再び蒸発器8に流れ込まれる。そこで、冷媒は除湿器17からの除湿される空気と熱交換を行い、規定の温度まで冷却される。また、冷媒は空気の熱を奪った後低温低圧の冷媒蒸気となり、再び配管64と、流向変換装置の第1の連結端子gと、四方弁70の第1の方向転換ノード72と、低圧ノード73と、配管63とを介して、圧縮機1に流れ込まれると共に圧縮されて高温高圧の冷媒過熱蒸気となる。また、冷媒過熱蒸気は圧縮機1から流れ出られた後、順次に配管60と、四方弁70の高圧ノード71と、第2の方向転換ノード74と、配管61と、第1の逆止弁91と、流向変換装置の高圧の連結端子fと、配管41とを介して、蒸発型熱交換器27の凝縮熱換器44に流れ込まれる。そこで、空気及び循環冷却水と間接的熱交換が行われる。また、冷媒過熱蒸気は放熱された後凝縮されることで液体となり、この冷媒液は凝縮熱換器44から流れ出られた後、再び配管42を介して直接接触型熱交換器24へ戻られる。第二路の冷媒液は、第5の流向制御弁53-1と配管30を介して溶液冷却器11に流れ込まれる。そこで、溶液と間接的熱交換が行われる。また、溶液の熱を奪った後、その温度は下げられ、冷媒液は定圧で吸熱されることにより、その一部又は全部が気化され、配管32を介して直接接触型熱交換器24へ戻られる。第三路の冷媒液も、第5の絞り機構53-1と、配管29と、制御弁25とを介して、直接接触型熱交換器24へ戻られる。そこで、第一路と第二路を介して直接接触型熱交換器24へ戻られた冷媒と直接接触混合されると共に熱交換が行われ、これらが凝縮されて飽和液体となり、その自体も吸熱されたため飽和液となる。ここまで冷媒は同時に空気、溶液及び冷媒自体に対する冷房冷却循環が終わる。]
[0082] 冬季において運転する場合、絞り機構4は全開され、第2の絞り機構5は通常運転され、第5の流向制御弁53-1はオフされ、第3の流向制御弁53-3は全開される。その運転流れは、
運転時において、低温低圧の冷媒蒸気は配管63を介して圧縮機1に流れ込まれた後、圧縮されて高温高圧の冷媒過熱蒸気となり、この過熱蒸気は順次に配管60と、四方弁70の高圧ノード71と、第1の方向転換ノード72と、流向変換装置の第1の連結端子gと、配管64とを介して、蒸発器8に流れ込まれる。そこで、除湿器17からの除湿及び加湿される空気と熱交換を行い、その温度をさらに向上させ、規定の温度に達した後、空気調和機のルームへ転送する。また、冷媒過熱蒸気は放熱された後、冷媒液となり、この冷媒液は蒸発器8から流れ出られた後、絞り機構4と、配管62と、流向変換装置の第2の連結端子hと、第4の逆止弁94と、流向変換装置の高圧の連結端子fと、配管41とを介して、蒸発型熱交換器27の凝縮熱換器44に流れ込まれる。そこで、空気と間接的熱交換が行われることにより、放熱されると共に過冷される。この過冷された冷媒液は配管42を介して直接接触型熱交換器24に流れ込まれる。また、過冷冷媒液は直接接触型熱交換器24から流れ出られた後、配管46と、配管45と、第3の流向制御弁53-3とを介して第2の絞り機構5に流れ込まれると共に絞られる。この絞られた冷媒は低温低圧の気液二相混合物となり、蒸発型熱交換器27の冷却熱換器43に流れ込まれる。そこで、室内排風と熱交換が行われることにより、空気の熱を奪った後、低温低圧の冷媒蒸気となる。また、冷媒は蒸発型熱交換器27の冷却熱換器43から流れ出られた後、配管28と、配管31と、流向変換装置の低圧の連結端子eと、第2の逆止弁92と、配管62と、四方弁70の第2の方向転換ノード74と、低圧ノード73と、配管63とを介して、圧縮機1に流れ込まれると共に圧縮されて高温高圧の冷媒過熱蒸気となる。ここまで冷媒は一回の熱回収循環が終わる。]
[0083] また、本システムにおいて、制御弁25の機能は、冷媒液の流量をさらによく配分するためのものであり、冷媒液の短路により大部分が直接接触型熱交換器24に流れ込まれることで、溶液冷却器11の必要となる流量が得られなくなるのを防止することにある。]
[0084] 第5の流向制御弁53-1と第3の流向制御弁53-3は逆止弁であってもよい。]
[0085] また、実際の応用過程において、第2の絞り機構5は直接接触型熱交換器24と動作流体ポンプ26との間に介装された配管46に設けれてもよい。また、直接接触型熱交換器24と蒸発型熱交換器27の凝縮熱換器44と間に介装された配管42に設けられてもよい。この場合、第5の流向制御弁53-1が設けられなくてもよい。以上の方案において、絞り機構4は流向変換装置の低圧の連結端子eと配管28との間に介装された配管31に設けられてもよい。]
[0086] また、システムにおいて、作動流体ポンプ26の吸入端と圧出端との間に、バイパス配管45と第3の流向制御弁53-3を設ける目的は、冬季の循環過程のおいて、冷媒の配管における流動抵抗を下げるためにある。以上の方案においても、第3の流向制御弁53-3が設けられなくてもよい。]
[0087] 実施例3に記載の方案においても、第2の絞り機構5、第5の流向制御弁53-1及び第3の流向制御弁53-3が設けられなくてもよく、絞り機構4は冬夏季の運転過程において通常運転される。冬季の循環において、蒸発型熱交換器27の凝縮熱換器44と冷却熱換器43は共に蒸発器となり、その中で、低温低圧の冷媒気液二相混合物は室内排風又は室外空気又は両方の混合空気と間接的熱交換が行われることにより、空気の熱を奪う。この方案において、絞り機構4は流向変換装置の第2の連結端子hと蒸発器8との間に介装された配管62のみに設けられる。]
[0088] (実施例4)
図7に示したように、実施例2に記載の設備は三つの部分、即ち空調ユニット110、加熱ユニット130及び冷房ヒートポンプユニット120に分けられる。前記空調ユニット110は、少なくとも一組のユーザ側熱換器3及びそれと対応する絞り機構4からなり、加熱ユニット130は、少なくとも一組の第2の熱換器6からなり、冷房ヒートポンプユニット120は、設備の中で空調ユニット110と加熱ユニット130以外の他の部分からなる。]
[0089] また、使用過程において、本発明が分離型又はマルチ連結式に設計された場合、空調ユニット110、加熱ユニット130及び冷房ヒートポンプユニット120の取り付けは、以下の二種類の方案によって行われる。即ち、
(1) 空調ユニット110は室内に位置されて室内の部分を構成し、加熱ユニット130と冷房ヒートポンプユニット120は室外に位置されて室外の部分を構成し、室内の部分と室外の部分は配管64と配管65を介して接続される。]
[0090] (2)空調ユニット110と加熱ユニット130は室内に位置されて室内の部分を構成し、冷房ヒートポンプユニット120は室外に位置されて室外の部分を構成し、室内の部分と室外の部分は四つの冷媒配管を介して接続され、配管64と配管65は空調ユニット110に接続され、配管31と配管32は加熱ユニット130に接続される。]
[0091] 本実施例に記載の方案は実施例1に適用することもできる。]
[0092] 上記の方案において、絞り機構は電子膨張弁であり、いずれかの流向制御弁はソレノイド弁であり、前記逆止弁はソレノイド弁であってもよく、圧縮機1はインバータ圧縮機であってもよい。]
权利要求:

請求項1
四方弁(80)と、四つの逆止弁と、四つの連結端子とを含む冷媒の流向変換装置であって、前記四つの逆止弁は第1の逆止弁(9A)と、第2の逆止弁(9B)と、第3の逆止弁(9C)と、第4の逆止弁(9D)とを含み、前記四つの連結端子は第1の連結端子(a)と、第2の連結端子(b)と、第3の連結端子(c)と、第4の連結端子(d)とを含み、前記四方弁(80)の高圧ノード(81)は前記第1の逆止弁(9A)の出口端に接続され、前記第1の逆止弁(9A)の入口端は前記第1の連結端子(a)に接続され、前記四方弁(80)の低圧ノード(83)は前記第3の逆止弁(9C)の入口端に接続され、前記第3の逆止弁(9C)の出口端は前記第2の連結端子(b)に接続され、前記第2の逆止弁(9B)の出口端は前記第1の連結端子(a)と前記第1の逆止弁(9A)の入口端との間に介装された配管に接続され、前記第2の逆止弁(9B)の入口端は前記四方弁(80)の低圧ノード(83)と前記第3の逆止弁(9C)の入口端との間に介装された配管に接続され、前記第4の逆止弁(9D)の入口端は前記第2の連結端子(b)と前記第3の逆止弁(9C)の出口端との間に介装された配管に接続され、前記第4の逆止弁(9D)の出口端は前記四方弁(80)の高圧ノード(81)と前記第1の逆止弁(9A)の出口端との間に介装された配管に接続され、前記第3の連結端子(c)は前記四方弁(80)における二つの方向転換ノードのいずれかに接続され、前記第4の連結端子(d)は前記四方弁(80)の他の方向転換ノードに接続されることを特徴とする冷媒の流向変換装置。
請求項2
前記四方弁(80)は空調冷房用四方弁であることを特徴とする請求項1に記載の冷媒の流向変換装置。
請求項3
四方弁(70)と、四つの逆止弁と、四つの連結端子とを含む冷媒の流向変換装置であって、前記四つの逆止弁は第1の逆止弁(91)と、第2の逆止弁(92)と、第3の逆止弁(93)と、第4の逆止弁(94)とを含み、前記四つの連結端子は第1の連結端子(g)と、第2の連結端子(h)と、高圧の連結端子(f)と、低圧の連結端子(e)とを含み、前記四方弁(70)の高圧ノード(71)は配管(60)を介して圧縮機(1)の出口端に接続され、前記四方弁(70)の低圧ノード(73)は配管(63)を介して前記圧縮機(1)の入口端に接続され、前記四方弁(70)における二つの方向転換ノードのいずれかは前記第1の連結端子(g)に接続され、前記四方弁(70)の他の方向転換ノードは配管(61)を介して前記第1の逆止弁(91)の入口端に接続され、前記第1の逆止弁(91)の出口端は前記第4の逆止弁(94)の出口端に接続され、前記第4の逆止弁(94)の入口端は前記第2の連結端子(h)に接続され、前記第2の逆止弁(92)の出口端は前記四方弁(70)と前記第1の逆止弁(91)の入口端との間に介装された配管(61)に接続され、前記第2の逆止弁(92)の入口端は前記第3の逆止弁(93)の入口端に接続され、第3の逆止弁(93)の出口端は前記第4の逆止弁(94)の入口端と前記第2の連結端子(h)との間に介装された配管に接続され、前記高圧の連結端子(f)は前記第1の逆止弁(91)の出口端と前記第4の逆止弁(94)の出口端との間に介装された配管に接続され、前記低圧の連結端子(e)は第2の逆止弁(92)の入口端と前記第3の逆止弁(93)の入口端との間に介装された配管に接続されることを特徴とする冷媒の流向変換装置。
請求項4
前記四方弁(70)は空調冷房用四方弁であり、前記第1の逆止弁(91)の入力端と前記第2の逆止弁(92)の出口端は配管を介して、共に前記四方弁(70)の二つの方向転換ノードのいずれかに接続され、前記高圧の連結端子(f)と前記低圧の連結端子(e)との間に一方向のみへ流れる循環回路が形成され、前記第1の連結端子(9)と前記第2の連結端子(h)との間に、必要によって切替えて双方向へ流れる可能にする循環回路が形成されることを特徴とする請求項3に記載の冷媒の流向変換装置。
請求項5
前記高圧の連結端子(f)は配管を介して第2の熱換器(6)の一端に接続され、前記第2の熱換器(6)の他端は第2の絞り機構(5)の一端に接続され、前記第2の絞り機構(5)の他端は配管を介して熱源側熱換器(2)の一端に接続され、前記熱源側熱換器(2)の他端は配管を介して前記低圧の連結端子(e)に接続されることを特徴とする請求項3に記載の冷媒の流向変換装置。
請求項6
前記第1の連結端子(g)は配管を介してユーザ側熱換器(3)の一端に接続され、前記ユーザ側熱換器(3)の他端は順次に絞り機構(4)と、第2の流向制御弁(7-2)と、配管とを介して前記第2の連結端子(h)に接続され、第1の流向制御弁(7-1)の一端は前記第1の連結端子(g)と前記ユーザ側熱換器(3)との間に介装された配管に接続され、前記第1の流向制御弁(7-1)の他端は前記第2の連結端子(h)と前記第2の流向制御弁(7-2)との間に介装された配管に接続されることを特徴とする請求項3に記載の冷媒の流向変換装置。
請求項7
前記第1の連結端子(g)は配管を介して蒸発器(8)の一端に接続され、前記蒸発器(8)他端は順次に絞り機構(4)と配管とを介して前記第2の連結端子(h)に接続されることを特徴とする請求項3に記載の冷媒の流向変換装置。
請求項8
圧縮機(1)と、第2の四方弁(100)と、熱源側熱換器(2)と、ユーザ側熱換器(3)と、絞り機構(4)とを含み、請求項1に記載の前記冷媒の流向変換装置を使用した設備であって、第2の絞り機構(5)と、第2の熱換器(6)と、第1の流向制御弁(7-1)と、第2の流向制御弁(7-2)と、第9の流向制御弁(7-9)と、第1の逆止弁(9A)と、第2の逆止弁(9B)と、第3の逆止弁(9C)と、第4の逆止弁(9D)と、四方弁(80)とをさらに含み、前記四方弁(80)の高圧ノード(81)は前記第1の逆止弁(9A)の出口端に接続され、前記第1の逆止弁(9A)の入口端は第1の連結端子(a)に接続され、前記四方弁(80)の低圧ノード(83)は前記第3の逆止弁(9C)の入口端に接続され、前記第3の逆止弁(9C)の出口端は第2の連結端子(b)に接続され、前記第2の逆止弁(9B)の出口端は前記第1の連結端子(a)と前記第1の逆止弁(9A)の入口端との間に介装された配管に接続され、前記第2の逆止弁(9B)の入口端は前記四方弁(80)の低圧ノード(83)と前記第3の逆止弁(9C)の入口端との間に介装されて配管に接続され、前記第4の逆止弁(9D)の入口端は前記第2の連結端子(b)と前記第3の逆止弁(9C)の出口端との間に介装された配管に接続され、前記第4の逆止弁(9D)の出口端は前記四方弁(80)の高圧ノード(81)と前記第1の逆止弁(9A)の出口端との間に介装された配管に接続され、第3の連結端子(c)は前記四方弁(80)における二つの方向転換ノードのいずれかに接続され、第4の連結端子(d)は前記四方弁(80)の他の方向転換ノードに接続され、前記第3の連結端子(c)は前記第2の熱換器(6)の一端に接続され、前記第2の熱換器(6)の他端は前記第2の絞り機構(5)を介して前記熱源側熱換器(2)の一端に接続され、前記熱源側熱換器(2)の他端は前記第4の連結端子(d)に接続され、前記第1の連結端子(a)は配管(61)を介して前記第2の四方弁(100)における二つの方向転換ノードのいずれかに接続され、前記第2の四方弁(100)の高圧ノード(101)は配管(60)を介して前記圧縮機(1)の出口端に接続され、前記第2の四方弁(100)の低圧ノード(103)は配管(63)を介して前記圧縮機(1)の入口端に接続され、前記第2の四方弁(100)の他の方向転換ノードは配管(64)を介して前記ユーザ側熱換器(3)の一端に接続され、前記ユーザ側熱換器(3)の他端は順次に前記絞り機構(4)と、前記第2の流向制御弁(7-2)と、配管(62)とを介して前記第2の連結端子(b)に接続され、前記第1の流向制御弁(7-1)の一端は前記第2の四方弁(100)と前記ユーザ側熱換器(3)との間に介装された配管(64)に接続され、前記第1の流向制御弁(7-1)の他端は前記第2の連結端子(b)と前記第2の流向制御弁(7-2)との間に介装された配管(62)に接続され、前記第9の流向制御弁(7-9)の一端は前記絞り機構(4)と前記第2の流向制御弁(7-2)との間に介装された配管に接続され、前記第9の流向制御弁(7-9)の他端は前記第2の絞り機構(5)と前記第2の熱換器(6)との間に介装された配管に接続されることを特徴とする、請求項1に記載の前記冷媒の流向変換装置を使用した設備。
請求項9
圧縮機(1)と、第2の四方弁(100)と、熱源側熱換器(2)と、ユーザ側熱換器(3)と、絞り機構(4)とを含み、請求項1に記載の前記冷媒の流向変換装置を使用した設備であって、第2の絞り機構(5)と、第2の熱換器(6)と、第1の流向制御弁(7-1)と、第2の流向制御弁(7-2)と、第9の流向制御弁(7-9)と、第1の逆止弁(9A)と、第2の逆止弁(9B)と、第3の逆止弁(9C)と、第4の逆止弁(9D)と、四方弁(80)とをさらに含み、前記四方弁(80)の高圧ノード(81)は前記第1の逆止弁(9A)の出口端に接続され、前記第1の逆止弁(9A)の入口端は第1の連結端子(a)に接続され、前記四方弁(80)の低圧ノード(83)は前記第3の逆止弁(9C)の入口端に接続され、前記第3の逆止弁(9C)の出口端は第2の連結端子(b)に接続され、前記第2の逆止弁(9B)の出口端は前記第1の連結端子(a)と前記第1の逆止弁(9A)の入口端との間に介装された配管に接続され、前記第2の逆止弁(9B)の入口端は前記四方弁(80)の低圧ノード(83)と前記第3の逆止弁(9C)の入口端との間に介装されて配管に接続され、前記第4の逆止弁(9D)の入口端は前記第2の連結端子(b)と前記第3の逆止弁(9C)の出口端との間に介装された配管に接続され、前記第4の逆止弁(9D)の出口端は前記四方弁(80)の高圧ノード(81)と前記第1の逆止弁(9A)の出口端との間に介装された配管に接続され、第3の連結端子(c)は前記四方弁(80)における二つの方向転換ノードのいずれかに接続され、第4の連結端子(d)は前記四方弁(80)の他の方向転換ノードに接続され、前記第3の連結端子(c)は前記熱源側熱換器(2)の一端に接続され、前記熱源側熱換器(2)の他端は前記第2の絞り機構(5)を介して前記第2の熱換器(6)の一端に接続され、前記第2の熱換器(6)の他端は前記第4の連結端子(d)に接続され、前記第1の連結端子(a)は配管(61)を介して前記第2の四方弁(100)における二つの方向転換ノードのいずれかに接続され、前記第2の四方弁(100)の高圧ノード(101)は配管(60)を介して前記圧縮機(1)の出口端に接続され、前記第2の四方弁(100)の低圧ノード(102)は配管(63)を介して前記圧縮機(1)の入口端に接続され、前記第2の四方弁(100)の他の方向転換ノードは配管(64)を介して前記ユーザ側熱換器(3)の一端に接続され、前記ユーザ側熱換器(3)の他端は順次に前記絞り機構(4)と、前記第2の流向制御弁(7-2)と、配管(62)とを介して前記第2の連結端子(b)に接続され、第1の流向制御弁(7-1)の一端は前記第2の四方弁(100)と前記ユーザ側熱換器(3)との間に介装された配管(64)に接続され、前記第1の流向制御弁(7-1)の他端は前記第2の連結端子(b)と前記第2の流向制御弁(7-2)との間に介装された配管(62)に接続され、前記第9の流向制御弁(7-9)の一端は前記絞り機構(4)と前記第2の流向制御弁(7-2)との間に介装された配管に接続され、前記第9の流向制御弁(7-9)の他端は前記第2の絞り機構(5)と前記第2の熱換器(6)との間に介装された配管に接続されることを特徴とする、請求項1に記載の前記冷媒の流向変換装置を使用した設備。
請求項10
圧縮機(1)と、熱源側熱換器(2)と、ユーザ側熱換器(3)と、絞り機構(4)と、四方弁(70)とを含み、請求項1に記載の前記冷媒の流向変換装置を使用した設備であって、第2の絞り機構(5)と、第2の熱換器(6)と、第1の流向制御弁(7-1)と、第2の流向制御弁(7-2)と、第9の流向制御弁(7-9)と、第1の逆止弁(91)と、第2の逆止弁(92)と、第3の逆止弁(93)と、第4の逆止弁(94)とをさらに含み、前記四方弁(70)の高圧ノード(71)は配管(60)を介して前記圧縮機(1)の出口端に接続され、前記四方弁(70)の低圧ノード(73)は配管(63)を介して前記圧縮機(1)の入口端に接続され、前記四方弁(70)における二つの方向転換ノードのいずれかは第1の連結端子(g)に接続され、前記四方弁(70)の他の方向転換ノードは配管(61)を介して前記第1の逆止弁(91)の入口端に接続され、前記第1の逆止弁(91)の出口端は前記第4の逆止弁(94)の出口端に接続され、前記第4の逆止弁(94)の入口端は第2の連結端子(h)に接続され、前記第2の逆止弁(92)の出口端は前記四方弁(70)と前記第1の逆止弁(91)の入口端との間に介装された配管(61)に接続され、前記第2の逆止弁(92)の入口端は前記第3の逆止弁(93)の入口端に接続され、前記第3の逆止弁(93)の出口端は前記第4の逆止弁(94)の入口端と前記第2の連結端子(h)との間に介装された配管に接続され、高圧の連結端子(f)は前記第1の逆止弁(91)の出口端と前記第4の逆止弁(94)の出口端との間に介装された配管に接続され、低圧の連結端子(e)は前記第2の逆止弁(92)の入口端と前記第3の逆止弁(93)の入口端との間に介装された配管に接続され、前記第1の連結端子(g)は配管(64)を介して前記ユーザ側熱換器(3)の一端に接続され、前記ユーザ側熱換器(3)の他端は順次に前記絞り機構(4)と、前記第2の流向制御弁(7-2)と、配管(62)とを介して前記第2の連結端子(h)に接続され、前記高圧の連結端子(f)は配管(31)を介して前記第2の熱換器(6)の一端に接続され、前記第2の熱換器(6)の他端は前記第2の絞り機構(5)の一端に接続され、前記第2の絞り機構(5)の他端は配管(42)を介して前記熱源側熱換器(2)の一端に接続され、前記熱源側熱換器(2)の他端は配管(41)を介して低圧の連結端子(e)に接続され、前記第1の流向制御弁(7-1)の一端は前記第1の連結端子(g)と前記ユーザ側熱換器(3)との間に介装された配管(64)に接続され、前記第1の流向制御弁(7-1)の他端は前記第2の連結端子(h)と前記第2の流向制御弁(7-2)との間に介装された配管(62)に接続され、前記第9の流向制御弁(7-9)の一端は前記絞り機構(4)と前記第2の流向制御弁(7-2)との間に介装された配管に接続され、前記第9の流向制御弁(7-9)の他端は前記第2の絞り機構(5)と前記第2の熱換器(6)との間に介装された配管に接続されることを特徴とする、請求項3に記載の前記冷媒の流向変換装置を使用した設備。
請求項11
前記第1の逆止弁、第2の逆止弁、第3の逆止弁及び第4の逆止弁のすべてはソレノイド弁であることを特徴とする請求項10に記載の設備。
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